ネタ切れ
ネタがないので、少し前に買ったジャンクPS3のことを書いておきましょう。もういつ買ったのか覚えていません。しかし、ありがたいことに過去の私が動画にまとめているので、それを見て思い出しながらブログにまとめなおしてみます。
購入品
古めのPS3です。HDD無しのジャンク品で、1700円でした。HDDを入れるだけで動いてくれると非常にありがたいのですが、そこはソニータイマーが許してくれませんでした。
動作確認
HDDが無くても通電確認はできます。早速その辺にあった電源コードで動作確認しました。
起動しませんでした。緑→黄色→赤点滅という風に光っていたので、YLODのようです。半田クラックが原因で起きることが多いです。ということで、リフローしていきましょう!
修理
分解
ほぼ全部分解しないとGPUは出てきません。先ずはシールで隠されているネジを外します。弄り止めのあるトルクスでした。これでカバーが外せます。
更にカバーが出てきました。今度はプラスネジ6本です。
左の黒いのが電源ユニット、右のがディスクドライブです。両方とも外します。電源は上方向に力を入れて引き抜きましょう。ドライブはフラットケーブルがあるので慎重に。
クーラーのバックパネル?と金属の板を外します。
メインボードが見えてきました。ボードを外して裏返します。
やっと見えてきました。これでチップをリフローできます。
リフロー
ヒートガンで埃が吹っ飛ぶので掃除しておきましょう。
リフローします。熱してクラックができた半田を再度くっつける作業です。半田の融点なんてそこまで高くないのでヒートガンで温めるだけでもそこそこ治せます。
ヒートガンがあれば治せるのですが、持ってないのでドライヤーで温めてみます。そこそこ時間をかけて加熱しました。
組み立て
逆の手順で組み立てただけです。熱伝導グリスは塗り替えました。
HDD入れる
ノートパソコンに入っていた2.5インチのHDDを差します。マウンタは無かったのでフレキシブルマウンタ(スポンジ)で固定しました。
動いた
動きました。ドライヤーでも治るものなんですね。おそらく半田が溶ける温度ではないので、金属の熱膨張によって少しクラックがずれて接触するようになったとかそんな感じですかね。完治したとは言えないと思います。
OSインストール
公式サイトからOSをUSBメモリにダウンロードしてインストールしました。
その後
その後しばらく使ってみると、たまにディスクを排出しなくなることが分かりました。想像以上のジャンクでしたね... 今は叩いたら出てくるのでそのままです。