腰が痛い
最近ベッドの下とか掃除するのが辛いです。この作業をロボットにやらせたらどれだけ楽なのだろう。そうは思うのですが、やはり得体の知れないものを買うというのは怖いので、ロボット掃除機には手を出せないでいました。
そんな折に、yeedi様よりレビュー依頼を頂きましたので、チャンスとばかりに最新のロボット掃除機というのもの体験してみました。
yeedi モップステーション
今回ご提供いただいたのはyeedi モップステーションという、モップ機能に特化したモデルです。
www.makuake.comこの製品、昨年Makuake(クラウドファンディングサイト)に登場し、目標の9511%の応援購入がありました。おかしな値になっていますが、9511%は誤字じゃないですよ。
それだけ注目されたのは、モップ機能が凄すぎるからです。ロボット掃除機で吸引だけでなくモップ掛けもできるというだけで十分凄いのに、自分でモップを洗って、乾かしてくれるというのがこの製品の売りです。ロボットが自分でモップを洗うの?え?って思った方は是非最後までお読みください。
開封
予想以上に大きくて驚いております。比較用に1円玉を置いてみましたが、何の参考にもなりませんね。
本体はこれぞロボット掃除機という見た目です。真っ白ですが、上部がガラスなので安っぽさはありません。
ステーションは結構大きいです。ここで充電したり、モップを洗ったりします。
残りの1箱は付属品です。ブラシ、モップ、電源コード、取扱説明書、磁気境界テープなどです。
ロボット
よくあるロボット掃除機の形状です。モップを回転させる機構やそれを駆動する大容量バッテリーをこのボディに詰め込んでいるのはいいですね。
センサの詳細な解説はしませんが、カーペット検知や段差検知などもあり充実しています。
ステーション
ステーションは部屋に置いてみるとそこまで大きい感じはしませんね。
ここでモップを洗浄します。
上部の蓋を開けるとウォータータンクが2つあります。右側に水道水を入れ、その水を使ってモップを洗浄し、排水が左側のタンクに溜まります。こうして分けてくれるので、常に洗浄に使用する水は綺麗なままです。
手前のカバーを開けると、掃除用のブラシと交換用のモップパッドが入っています。一緒に保管できるのはいいですね。
裏側には電源ケーブルと持ち手があります。電源ケーブルが綺麗にまとめられたり、持ち手の奥にクッションが付いていたりと、至れり尽くせりです。
アプリ
jp.yeedi.comyeediのアプリをインストールし、ロボットと接続します。本体だけでも使用はできますが、機能を最大限使うならアプリから操作した方がよいでしょう。
アプリを使うと、吸引の強さ変更、モップの水の量、清掃エリアの設定、清掃予約などが簡単に設定できます。
マッピング
本格的に運用する前にマッピングが必要です。入ってはいけないドアを閉め、巻き込みそうなケーブルはまとめたり、磁気境界テープを使ったりして対策しておきましょう。あとはモップパッドを外したロボットが勝手に走り回って部屋の間取りをデータ化してくれます。
このマッピング作業でも、ゴミの吸引はやっているので、終わったらダストボックスを開けてゴミを捨てましょう。掃除機をかけていた部屋でも、角や台の下からかき集めてくるので思ったより多かったです。
吸引は最大で2500Paですが、フローリングなら最大で稼働させる必要はないと思います。
モップ掛け
マッピングが終わってもバッテリーは80%以上残っていたので、連続でモップがけに行ってもらいましょう!
本体とステーションの給水タンクに水を入れ、モップパッドを取り付けたら、後はアプリからスタートさせるだけです。
ステーションでモップを湿らせて、モップがけに行ってくれます。ちなみに、モップがけの時も吸引作業は行われます。ゴミを吸ってからモップがけをするという、私ならやりたくない丁寧な作業です。
時間が経つと、一度モップを洗浄しにステーションに帰ってきます。汚れたままのモップで掃除を続けることはありません。
終わったらステーションに帰ってきてモップを洗浄し、送風でモップを乾かします。数時間はファンが回ったままになるのですが、思ったほどうるさくはありませんでした。横で使ってたノートパソコンのファンの方がうるさかったです()
排水用のタンクに溜まった水は毎回捨てましょう。水が汚いので溜め込んだら大変だと思います。予想はしていましたが、普段掃除機しかかけない部屋なのでかなり水が汚れました。
気付いたこと
障害物
壁などにぶつかりそうになると、減速します。そしてゆっくりと優しくぶつかります。動きがかわいいです。カーテンなどの場合、押しのけて掃除しないといけないので、敢えてゆっくりぶつかるようになっているのだと思います。
段差
走破性が意外と高いので、スロープなどを置いてあげれば多少の段差は超えられます。逆に、通れないと思っていた場所を乗り越えてしまうので、掃除の前にドアなどは閉めておきましょう。気付いたら脱衣場の段差を乗り越えて帰ってこれなくなっているということがありました。
便利機能
共有
リビングに置いているので、私のスマホでしか操作できないなら不便かなぁと思っていましたが、一台のロボットを複数人のアカウントで共有できるので、家族のスマホでも操作できました。
進入禁止エリア
アプリ上で進入禁止エリアを設定することができるので、散らかっているところやケーブルが多いところを避けさせることができます。物理的に対策する必要がないので手軽です。
消耗品
モップパッドやフィルターなどの消耗品はネットで購入することができるようです。日本での販売が始まったばかりなので少し不安でしたが、問題は無さそうです。
ちなみに、消耗品の交換時期はアプリから確認できます。
運用方法
普段はモップを外して普通のロボット掃除機として使用し、週に一度水を入れてモップをかけるくらいで使おうと思っています。
まとめ
初めてのロボット掃除機でしたが、思っていたよりも便利でした。今のところ越えられないと思っていた段差を越えて旅に出てしまった以外に問題は起きていません。もっと絡まったりハマったりしてトラブルが起きると思っていました。
また、回転するモップが優秀なので、自分で掃除するよりも床が綺麗になるというのにも驚きました。これなら楽をしたいという理由だけではなく、更に床を綺麗にしたいというニーズにも応えられます。
価格
Makuake(クラウドファンディングサイト)での評判が高かったため、今ではAmazonや楽天でも購入できるようになりました。価格は約11万円。安い... と言っていいのか分かりませんが、機能を考えると他機種より安いと思います。ロボット掃除機が気になっている方は検討してみてください。