500円プリンター壊れました
昨年550円のプリンターを買ってみた、という記事を書いた。このプリンターをレポート等の印刷に使っていたのだが、遂に壊れてしまった。
マゼンタのインクを認識しないという故障で、分解してセンサを掃除しても改善しなかった。 どうやらBrotherのプリンターでは珍しいことではないらしい。
やはり500円プリンターは駄目なのか... そう思ったので、次のプリンターは少し高いものにしました。
購入したプリンター
購入したプリンターがこれ。ハードオフで800円でした。
今回は動作未確認ではなく、印刷できるがスレありというジャンクを購入。動作未確認のおみくじプリンターも楽しいものではあるが、リスクが高すぎる。
ちなみに、決め手となったのは年式。2019年発売の現行モデルなので、4年以上経っていることはない。この年式なら経年劣化による故障は少ないだろう。
Epsonのプリンターで気になるのが、インク吸収パッドエラーである。これが出ると、メーカー修理になってしまう。
と思ったが、最近のモデルは自分で交換できるメンテナンスボックスになっているようだ。これは嬉しい誤算!
動作確認
とりあえず、電源を入れてそのまま印刷してみた。ちょっと全体的に黒が薄いような気がする。
ジャンク理由のスレというのはこれだろうか。思ったよりも酷くない。レポートの印刷だけならこのままでも全然使える。これなら全バラは回避できるかも。
但し、黒がほとんど出ない。おかしいな、インクは残っているはずなのに...
互換インクの罠
実は、内部を見たときに黒だけ互換インクだということに気付いていた。
それならば、プリンターが認識しているインク容量は当てにならない。試しに黒インクを外してみたら中身は空だった。
黒と減っていたイエローを新しく買った互換インクに交換。すると...
まだ出ない。とりあえずヘッドクリーニングをしてみる。
ちょっと改善した。でももう少し出て欲しい。推奨されていなかったような気がするが、もう一度ヘッドクリーニングを実行してみる。
まさかの完全復活!!ヘッドクリーニング2回でここまで綺麗に出るのは大当たり。インク詰まりとかはなくて、ただのインク切れだったみたい。しかも何枚か印刷してたらスレもなくなってた。
普通に使える
以前作った資料をカラー印刷してみた。正直綺麗ではないが、安いプリンターならこんなものだろう。少なくとも去年使っていた500円プリンターよりはマシ。
驚いたのはその小ささ。上に載っているのはiPad Airである。A4が印刷できる複合機でこの大きさにまとまっているのは進化を感じる。こういうぎゅうぎゅう詰めの機械って何かいいよね。
おすすめはできない
去年のプリンターのように、突然壊れることもあるので、ジャンクプリンターは万人にすすめられるものではない。しかし、それなりに使えるものが多いので、印刷品質を気にしない人などにはいいかもしれない。