クロマキー合成がやりたい
クロマキー合成って知ってますか?最近では一般の方でもYouTube投稿などで動画を編集することがあるので知っている人は多いかもしれません。難しそうに思うかもしれませんが、合成自体は今のパソコンの性能なら意外と簡単にできます。問題は素材の撮影です。
スタジオなどでは、グリーンバックやブルーバックなどと呼ばれる、単色の背景を用意して、そこで撮影します。しかし、一般的な家庭にはこれがありません。そこで便利なものを見つけたので紹介します。
マットレス
それがこのコクヨのマットレスです。ある程度の大きさがあり、真っ青なのでブルーバックとして使える気がします。
やってみた
とりあえずやってみましょう。
撮影
今回は実験的に静止画でやってみます。先ず、素材となる写真を撮ります。本物のブルーバックと違って、よく見ると繊維上になっているので、少し背景をぼかし気味に撮るといいでしょう。
クロマキー
編集ソフトを使って、マットレスの青色を透過します。AviUtl(無料の動画編集ソフト)の場合は、右上のプラスボタンから"クロマキー"を追加し、
キー色の取得でマットレスのカラーを選択すると背景が抜けます。
背景を追加
てきとうな静止画を重ねてみました。少し背景をぼかしたり、影の向きをそろえたりすると、もっと自然な合成ができると思います。
完成した画像
完成した画像がこれです。あまり使われることのない青色なので、透過したくないところまで抜けたり、境界が曖昧になったりせず、かなり綺麗にクロマキー合成ができました。
メリット
今回は、マットレスでクロマキー合成をやってみました。我ながら天才的なアイデアだと自負しております。マットレスなら専用の機材と違って収納場所に困らないのがいいですね。皆さんも、マットレスを買うときはクロマキー合成のことを考えて、単色のものを選んでみませんか?