iPadのType-C
もうType-CではないiPadは無印だけですね。筆者のiPad Airは旧モデルですが、Type-Cなので非常に重宝しています。やはり充電器が揃えられるというのは便利ですし、汎用のUSBハブでモニターやデジカメと接続できるのはiPadの使い道を広げてくれます。
しかし、イヤホン出力は普通にイヤホンジャックでできた方がいいですね。イヤホン使うために変換アダプタを用意するのは正直面倒です。しかも、この変換アダプタはDAC内蔵ではないと使用できないというゴミ仕様。購入する際は注意が必要です。
対象のモデル
この記事では、iPadで使用できるType-C to イヤホンジャックの変換アダプタについて解説します。この記事の対象となるのは、イヤホン端子のないiPad、以下のモデルです。(2022年3月現在)
DACチップとは
現在の音楽の主流はデジタルデータ(雑に言うと0と1の羅列)です。これをイヤホンやスピーカーで聴くためには、このデータをアナログな電気信号に変換する必要があります。そのために必要なのがDACチップです。ちなみにDACは「Digital to Analog Converter」の略で、日本語訳すると「デジタルからアナログに変換」と言ったところでしょう。その名の通り、デジタル信号からアナログ信号に変換するために部品です。
このDACチップは普通は端末に内蔵されています。しかし、イヤホンジャックが廃止されたiPadにはイヤホン出力用のDACチップがありません。イヤホンジャックがなくても、充電端子を通して出力できるように内蔵されていることが多いんですけどね... 流石Appleです。褒めてません。
変換アダプタの選び方
上で書いたように、イヤホンジャックのないiPadには、DACが内蔵されていません。そのため、変換アダプタを選ぶ際はDACチップの入っているものを選びましょう。
ここでType-Cの汎用性の高さに悩まされることになります。Type-Cを採用したスマホが沢山あるため、変換アダプタも豊富... なのですが、そのほとんどがDACの入っていないものです。まあ殆どの端末はDAC内蔵してますからね。購入の際はご注意ください。
これが安い!
こんなことを言う日が来るとは思いませんでしたが、一番安いのはApple純正のアダプタです。iPad用なのでDACは入っていますし、品質も保証されています。音質もこのサイズとしてはかなりよくできています。そして価格は税込み1100円!Apple製品の中で一番コスパがいいのではないでしょうか。
更に安いもの
探せば1100円以下のDAC内蔵アダプタはあります。しかし、品質に難があったり、相性問題が発生したりというリスクがあるので、筆者は上で紹介した純正品をおすすめします。
音の良いもの
更に良い音でコンテンツを楽しみたいなら、DC05のようなDACアダプタを購入してみるものいいかもしれません。これ一つあればスマホやPCでもより良い音が楽しめるのでいいと思います。筆者も買おうかと迷ったのですが、音楽聴くときはWalkmanを使うのでやめました。そのため動作確認はしてません!買って試した人がいたらiPadでの使用感を教えてください(人´∀`o)
まとめ
Appleよ、本体にイヤホン端子を付けやがれ