前書き
そろそろiPad Airを購入してから1年経つので,長期使用レビューを書いておこうと思います。
なぜiPadを買ったのか
そもそもAndroidスマホを使っている筆者がiPadを買ったことがおかしいですよね。使いにくそうなセットです。しかし,これを購入した時点ではMatepad ProやXiaomi Pad 5が出ていなかったので,泥タブに魅力的なものがありませんでした。その上,旧世代のiPad Proに似た筐体に生まれ変わった第4世代iPad Airが魅力的に見えたのでもうiPadでいいかなと。
今だったら↓とかいいな
良かったこと
性能
当時最新だったA14チップのおかげで,そこそこ重いMicrosoftアプリの手書きでも快適です。メモリは4GBしかないですが,特にメモリがネックになっていると感じたことはありません。バッテリーも馬鹿みたいに持ちます。OSの軽さ,最適化のおかげか,バックグラウンドでの減りはほとんど感じられません。この辺は流石Appleという感じですね。1日中なろう小説読んでたときは1回の充電で18時間使用できました。普通に使ってても10時間は使えます。タブレットではそこまで重視されないカメラなども十分な性能のものが載っているので,配布されたプリントをデータ化したり,部活でフレームの写真を撮って寸法をpencilで書き込んだりという使い方もできます。
iPadOS
iOSから派生したiPadOSはiPad専用とあって非常に使いやすいです。アンドロイドタブレットにもタブレット専用にカスタマイズされたOSを搭載しているモデルはありますが,使いやすさはiPadに軍配が上がると思います。とは言うものの,アンドロイドタブレットは家電量販店くらいでしか触れたことがありません。
Type-C端子
第4世代のiPad AirからiPad Proと同じようにUSB Type-Cが搭載されています。これが便利ですね。特にAndroidスマホとWindows PCを使っている筆者の場合はAirdropが使えないので,普通のUSBメモリやHDDが使えるType-Cは便利です。これのおかげで,泥スマホからiPadにデータを移すことができます。クラウドストレージはめんどうですからね。あと,デジカメとの接続ができるのも便利です。iPadでブログ用の画像を編集したりしているのでよく使います。特に理由もなくバーコードリーダー繋いだこともありますが,普通に認識しました。Lightningと違って汎用性が高いです。
【誰得情報】
— こだわり氏 (@kodawarishi) 2021年1月3日
iPadでPS/2のバーコードリーダー使える pic.twitter.com/fUUWlvm9FZ
この辺は微妙
指紋認証
電源ボタンに搭載されたTouch IDは本当にゴミです。ホームボタン時代のiPhoneのTouch IDやアンドロイドスマホと比べても圧倒的にゴミです。少しでも条件が悪いと(手が汗ばんでいるなど)全く使えなくなります。他の端末の指紋認証でここまで酷いのは見たことがないです。
イヤホン端子がない & 変換アダプタが使いにくい
イヤホン端子がないのは思ってたよりも不便でした。ベッドに寝転がってアニメ見ようと思ったら,変換アダプタが机の上にあって叫びたくなります。それくらいの不便さは我慢できますが,変換アダプタ自体もあまり良くないです。もの自体はいいのですが,ソフト面が雑ですね。特にiPadOS15では,気付かない間に音量が上がっていて鼓膜を破壊しようとしてきました。しかもこれが次のアップデートで改善されない。bluetoothイヤホンにしか力を入れないんでしょうね。何回か後のアップデートでドライバ周りが改善されたのか,この症状は出なくなりました。しかし今度は全体的に音量が大きくなりました。音量1でも大きいので,いつもコントロールセンサーから0に近づけて使っています。Apple製品ってバグが少ないイメージあるんですけどね。
後悔はしてない
アンドロイドスマホを持っている私が使う上で不便なのは,アプリの同期ができないことくらいでしたね。ゲームをする人には不便かもしれません。それ以外は汎用的なType-C端子のおかげで特に困ったことはありません。確かに指紋認証などに不満もありますが,何だかんだ言って一番使用時間の長いデバイスです。でも最近はアンドロイドタブレットにも魅力的な製品が多いのであまり選ぶ価値はないかもしれません。