前書き
日記というか、行く人、行きたいけど悩んでる人の参考になればいいな。
姫路行ってきた
姫路に行ったというか、その先に行く用があったから、夕飯を食べようと思って姫路駅で下車した。折角なら有名な姫路市営モノレールでも見ておこうと思ったので廃線跡を歩いてみた。
そもそも姫路市営モノレールって何ぞや?!っていう人もいるかもしれないので、軽く解説。かつて姫路市交通局により運営されていたモノレールで、姫路駅から手柄山の短い区間を法外な運賃で結んでいた路線である。廃線になったのは1979年で、実際に運行されたのは10年にも満たない。正確な路線名はないようなので、この記事では"姫路市営モノレール"で統一する。
もっと詳しく知りたい方は以下の動画を見るといいでしょう。にっこーけんさんの動画は喋りが面白いです。
見所
www.city.himeji.lg.jpメインの観光スポットは手柄山交流ステーションだろう。そこにはかつて姫路を走っていた車両が展示されている... らしい。少し書いたが、夕飯のために姫路で下車したので、筆者が行った時には営業時間外だった。
そんなわけで、筆者が見たのは専ら廃線跡だ。写真のような異物が街中に残っているというのは面白いものである。
廃線跡への行き方
姫路駅を出たら、かつてモノレールの姫路(仮)駅があった方向に歩く。とはいっても、そこには何も残されていない。代わりにそこから街並みを眺めてみよう。モノレールの橋脚がぶっ刺さっている建物(写真中央の煙突みたいなやつ)が見えるかもしれない。見えなければ少し歩いて探そう。そこが姫路市営モノレール探索の始まりとなる。
橋脚が見つかったら、後はそれに沿って歩けば手柄山まで行くことができる。
実際に歩いた
橋脚を頼りに廃線跡を歩いてみた。最初に見られるのが、橋脚が刺さった建物である。それも大量に... 筆者は音に対して敏感なのでここでは生活したくないな。
駅から遠くなると橋脚の跡が途絶えた。とりあえずそのまま歩いてみたら、セブンの後ろに大きなものが見えた!てきとうに歩いてもなんとかなるものだね。
これが船場川沿いに残っていた橋脚、いや、十分線路と呼べる長さかもしれない。夕暮れ時なので写真が少し見づらいかもしれないが、ご了承願いたい。ここから更に暗くなる。
モノレールとJRの高架を並べるとこんな感じである。そこまで高さがあるわけでもないので、騒音は酷そうだし、眺めは悪そうだ。
当時から不憫だったであろう姫路市営モノレールに思いをはせながら川沿いを歩いていると、すぐに手柄山付近に到着だ。手柄山周辺に着いたら後は看板の案内に従って手柄山交流ステーションを目指せば良いだろう。まあ筆者が行った時間だと営業してないのだが。
おまけ:手柄山観光
手柄山近辺に寂れた雰囲気があったので、散策してみた。すると公園の方にもロッキード式モノレールの展示物があった。
他にも寂れた雰囲気の回転展望台(もう回転しない)などもあり、存分に寂れた雰囲気を堪能することができた。
注意点だが、階段や坂が多いので、キャリーバッグでの観光には向いていない。マジで疲れた。
おまけ:ブックオフ
姫路駅まで戻ろうと思って歩いていたら、「ブックオフ500m」という看板を見つけてしまった。折角なので行ってみた。ブックオフは一期一会だから見つけたら行くしかないよね。
後書き
さて、今回は「夕食を食べるために下車した姫路駅周辺で観光したよ」という記事でした。思ったよりも見所が多くて夕食を食べ損ねました。結局コンビニのおにぎりを食べて帰りました。皆さんは是非姫路の美味しいものも食べてください。