前書き
そういえば、このイヤホン買ったのはブログ始める前だったのでまだ紹介してないですね。そう気付いてしまったので、今回はこの、ZERO AUDIO カルボ バッソをレビューします。
カルボバッソ
www.zeroaudio.jpfinalが凄すぎてあまり存在感が無いが、同じように製品の良さを武器にオーディオ市場に参入した新興オーディオブランドであるZERO AUDIO。そのZERO AUDIOの定番商品がカルボシリーズである。
カルボ(Carbo)とは、ラテン語で「炭素を含む」という意味を持つ。イヤホンに炭素とは意味不明と思うかもしれないが、これは筐体にカーボンを使用していることに起因したネーミングだろう。
www.zeroaudio.jp筆者は何を血迷ったか、低音を重視したカルボバッソを購入した。高音重視なイヤホンを好む筆者としては意外な決断である。結構前に買ったため、なぜバッソを選んだのかは分からない。あと、なぜこの段落だけである調で書いたのかも分からない。
外見
すでに少し触れていますが、ハウジングの素材にはカーボンが使われています。カーボンは筒の部分にのみ使用され、他はアルミで作られています。この贅沢なハウジングを実売3000円台のイヤホンに採用したというのはメーカーのこだわりを感じます。
端子はシンプルなL字型、ケーブルは細くてしなやかなものが使われています。タッチノイズは結構気になります。
本体は結構長いうえに、ケーブルが飛び出しているので寝ながら使うのには向いてないですし、耳掛けもかなりやりにくいです。
音
低音
低音を重視したモデルですが、低音が凄い!というわけではありません。悪くはないのですが、中華のドンシャリイヤホンなどを探せば、同じ価格でもっと低音が響くモデルはあるでしょう。そこまで低音を重視しない筆者は満足です。(なぜバッソ買った?!)
高音
どちらかというと高音が良くて驚かされました。すっきりとした音で、ボーカルも楽器も聴きやすいです。カーボンのポテンシャルは凄いですね。これが高音重視のカルボテノーレだったらもっといいのでしょうか。テノーレの方も聴いてみたいです。
フラット型
バッソ(低い)と商品名に入っていますが、低音を強調しているという感じはせず、どの音域も聴けるフラット型です。DAドライバ1発でこれだけ綺麗に鳴らせるというのは凄いですね。
その他
流石に、解像感や音場などは価格なりといった印象です。
万人受けするイヤホン
低音や高音がめちゃくちゃ凄いってことはありません。しかし、フラットな音で、どこをとっても価格以上であると言えるのがこのイヤホンの良いところでしょう。そのため、イヤホンにそこまで興味のない人や、具体的にどういうイヤホンを買えばいいか分からないというイヤホン沼初心者の人にもおすすめできます。