final E3000
何度かこのブログでも取り上げていますが、筆者はfinal E3000が大好物です。それはもう分解したいくらいに。
ということで、今回はfinal E3000の分解レビューをやってみましょう!
棒アイス一本
流石に普通に使っているE3000を分解するわけにはいかないので、断線したE3000を入手しました。棒アイス一本と交換してもらったものです。ちなみに、断線の場合は2年保証で無償交換できるので、保証書は取っておきましょう。
分解
先端
黒いノズルは簡単に引き抜けました。早速ドライバーが見えるのですが、この状態では全く手が出せません。
反対側
反対側のメッシュを外してみました。このメッシュなんの意味もなかったんですね。外すとフィルターが貼り付けられた穴があります。残念ながらこちら側からドライバーを押し出すことはできなさそうです。
破壊
やりたくなかったのですが、ハウジングを破壊しました。本当は綺麗に分解して額縁に入れたかったです。
観察
遮音性
ノズルの根本に穴があるのは知りませんでした。この穴もメッシュの下に隠れていた穴もフィルターが貼ってありました。遮音性が低いのはこの辺が原因かもしれません。
ドライバー
思っていたよりも小さいですね。このドライバーで自作イヤホン作れないかなと思っていたのですが、分解している中で傷つきまくったので使えないかもしれません。
断線の原因
E3000が断線しやすい原因はどこなのか気になっていたのですが、間違えました。右側が断線してたと思ったのですが、それは私の持ってたE3000ですね。これは左が断線してたみたいです。
間違えて断線してない方を分解したので、予想でしかないですが、ドライバー部分のはんだ付けが原因の気がします。線が内側すぎます。はんだ付けは結構てきとうなんでしょうね。フィルターも少し溶けいています。この辺はU5000円の限界でしょう。
筐体
ステンレス削り出しということで、筐体はかなり良くできています。破壊するにかなり力が要りました。
やっぱりいい
筐体に結構コストかかってそうですし、実売4000円というのは破格です。音もいいですし、断線さえしなければ最高のイヤホンです。