トラックボールを布教したい
筆者は最初にPCを購入してからメインのポインティングデバイスはトラックボール一択です。サブとしてマウスを使うことはありますが、疲れやすいのでメインで使いたいとは思いません。しかし、PCの使用時間が多い人でもトラックボールを使っている人はあまりいません。そこで、今回はトラックボールを布教するための記事を書いてみます。
トラックボールとは
画像のようにボールを操作してカーソルを移動するデバイスです。ボールの位置や大きさの違うものがあるので、用途によって選びましょう。
トラックボールのメリット
疲れにくい
やはり一番のメリットは疲れにくいことでしょう。一般的なマウスと違い、指だけで操作できるので、手首などに負担がかかりません。マウスを使っていて腱鞘炎になった方は一度お試しください。
場所を選ばない
トラックボールはマウスと違って、本体を動かさないので、狭い場所に置いても使えますし、布団の上など、マウスだとセンサが反応しないような場所でも使用できます。筆者の狭くて汚い机で快適に使用できるのはトラックボールしかありません。
カーソル移動が速い
4Kモニターや複数モニターなどだと、画面の端から端までカーソルを移動させるだけでも手間です。しかし、トラックボールなら、ボールを指で弾けばカーソルが飛んでいくので、長距離の移動が苦になりません。
トラックボールのデメリット
独特の操作感
ボールでカーソルを移動するという操作が、慣れないと難しいです。3時間くらいで普通に使えるようになるのですが、慣れるまでの段階で嫌になる人が多いのは事実です。
掃除が面倒
汚れるとボールを転がすときに抵抗ができるので、定期的な掃除が必要です。ボールを外してティッシュで軽く拭くだけですが、少し手間です。
トラックボールの選び方
ここからは、用途に合ったトラックボールの選び方について簡単に解説しましょう。
ボールの位置
親指で操作するタイプは、形状がマウスに近いので、マウスを使っていた人ならすぐに使いこなせるでしょう。デメリットは、親指が細かい操作に向いていないため、操作性が人差し指で操作するタイプに劣ることです。
エレコムのEX-Gトラックボールは、3000を切る価格ですが、機能性は抜群です。EX-Gシリーズなので、握りやすく、疲れにくくなっています。
人差し指で操作するタイプのトラックボールは、これぞトラックボールっていう形でカッコいいです。トラックボールの定番的な形状だけあって、繊細な操作がしやすく、クリエイターにもおすすめです。
Kensingtonのトラックボールは少し高いですが、操作感や品質に定評があり、トラックボールの王道的な存在になっています。
有線か無線か
普通のマウスであれば、線があると操作しにくいので、無線が便利です。しかし、トラックボールの場合は本体を動かさないので、有線でも問題はありません。電池が減った時に接続が不安定になるといった問題も起こらないので、配線の問題が無ければ有線を選ぶといいでしょう。無線よりも安いですし...
まとめ
今回はトラックボールのメリットデメリットと選び方を簡単に解説してみました。ポインティングデバイスの選択肢にトラックボールを加えていただけたら幸いです。
- 疲れにくい
- とにかく疲れにくい
- たぶん疲れにくい
- 慣れるまでに時間がかかる
- 流石に20時間くらい使うと疲れるので適度に休憩しましょう
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