この記事の内容
高専の入試が終わりました。お疲れ様です。この記事にたどり着いたということは、これをお読みの方は春から寮生活を送るのでしょうか。今回は、筆者が寮生活で辛かったことをまとめてみます。寮生活が不安になるようなことばかり書くと思うので覚悟してください。
指導
高専寮の伝統であり、最初に何人かやめるきっかけになるのが”指導”でしょう。入学するとすぐに洗礼を受けると思います。ちなみに、これがないとヤバいやつが集まってる高専寮の秩序が守られません。
挨拶
COVID-19以降、大声で挨拶させられるという風習がなくなりつつありますが、指導の理不尽さを語るうえで一番分かりやすいので書いておきます。
筆者が入学した時は、入寮した日に全員が食堂に集めさせられ、そこから部屋まで地獄が続きました。食堂を出る時には出口で数人の上級生の囲まれ、大声で「失礼します」。少しでも問題があればやり直しというのが繰り返され、そこを出ると、上級生による花道が構築されていました。そこでは一人一人に「こんにちはー!」と大声で叫び、何人かに1人の割合で引っ掛かってやり直しをくらいました。
ちなみに、この大声で挨拶と理不尽な指導はしばらく続きます。点呼とかは上級生がたくさんいるので地獄です。しかし、慣れというのは怖いもので、1週間くらい経つと、めんどくさいなぁくらいにしか思わなくなります。こうなってしまえばそこそこ楽しい寮生活の始まりです。
掃除
数週間に1回やってくる風呂掃除当番も面倒でした。終わったら上級生がチェックするのですが、汚れが残っていたら人格否定が始まります。
勉強時間
勉強時間には、真面目に勉強しているかどうかの見回りがあるのですが、これに関しては真面目にやっていれば、寝ている人とかが怒られて楽しいです。
二人部屋
ほとんどの高専では、入学当初複数人で一部屋を使うと思います。そして、その際の相部屋の人は選べないと思います。合わない人がいると地獄です。筆者が1番辛かったことはこれです。人として問題があるというよりはシンプルに馬が合いませんでした。部屋替えまで地獄でした。
積極的に逃げた
同部屋の人の問題もあり、筆者はできるだけ逃げるようにしました。放課後は学校図書館が閉まるまで図書館の本を読み漁り、寝るまでの時間は他の人の部屋にいました。土日は積極的に外出し、結構な割合で市立図書館にいました。図書館にしかいませんねw 図書館でもネットでもどこでもいいので、逃げ場を作っておくといいでしょう。
そこまで酷い場所ではない
今回の記事では酷いことばかり書きましたが、実際には悪いことばかりではないので、精一杯楽しんでください。