ジンバル?スタビライザー?
カメラなりスマホなりで動画撮影する際に役立つのがジンバルやスタビライザー。ところで,この2つの違いってなんでしょうね。ジンバルは軸を中心に回転させて手振れを補正,スタビライザーは錘を使って安定させる装置っていう意味があるらしいのですが,最近では混同されているらしいです。今回は重りと軸の両方があるのですが,どっちなんでしょう?よく分からないので,ここからは文字数が少ないジンバルで統一しようと思います。
作れそう
主に電動式と機械式の二つがあり,前者はセンサで読み取った手振れを補正するようにモータでカメラの角度を変更し,カメラを一定に保ちます。後者はおもりを下の方につるし,その重さでカメラを水平に保ちます(説明雑)。電子部品が安くなった今,機械式を買う理由はあまりないです。但し自作するなら別。機械式なら可動する軸とおもり,カメラを固定する部品を用意すれば簡単に作れます。ということで,機械式ジンバルを作ってみました。
作ったもの
完成したものがこちらです。
可動部分は塩ビパイプのジョイントを切って作りました。ベアリングは使わなくてもクルクル回ります。
カメラの固定部分は開封して10秒で壊れたダイソーの三脚を使いました。
重りは部室に転がっていたゴミを少し拝借。
使ってみた
youtu.be同じ場所を自作ジンバルあり,なしで撮ってみました。ジンバルありの方が歩くのが遅い気がするんですけど気のせいだといいですね。
風が強いところだと揺れが酷かったです。少し可動部分に抵抗を作るか,重りの位置を調整するか。次作るときの改善点です。
まとめ
可動部分を作るのに少し手間がかかりますが,構造がシンプルなので結構簡単に作れました。コストも数百円しかかかってないです。