購入品
今回レビューするのはナカバヤシのトラックボールマウス、Digio² Qトラックボール(MUS-TULF133W)です。いつも使っているトラックボールマウスを家に忘れてきて、急遽購入しました。その後家に帰るまで1か月ほど使用したので。レビューしていきます。
スペック
ボール
親指トラックボールとしては一般的な34mmのボールが使われています。エレコムのEX-Gトラックボールなどにも使用されているサイズなので、交換ボールも手に入りやすいですね。支持球はセラミックです。特に転がり抵抗が大きいとは感じませんでした。
センサ
読み取りセンサにはレーザー式が使われています。DPIは450~1200dpiの自動モードと、600dpiの固定モードの2種類が選択できます。自動モードは使っていて違和感があったので、私は固定で使っています。
ボタン
正直ボタンは少ないです。左右クリックと戻る進むボタン、ホイールボタンの5ボタンです。ホイールの左右スクロールがないのが残念ですね。エレコムのEX-Gの場合はこれに加えて薬指のボタンと、ホイールの左右スクロールがあります。しかもボタンの配置を変更するソフトウェアが提供されていないので、進む戻るボタンの割り当てを変更することはできません。他のマウスではコピー&ペーストを割り当てているのですが、それができなくて不便です。
ちなみに、ボタンは静音タイプです。寮で二人部屋の筆者はこれが結構重宝してます。全てのボタン、ホイールがほぼ無音なので、同部屋の人が寝ていても気兼ねなく使用できます。その分クリック感は好みが分かれるかもしれません。私はコトコトしたクリック感は割と好きです。
外面
このクラスでも特に小さい部類に入ります。持ち運びにも便利ですね。トラックボールはコードがあっても操作性に影響しないので、有線を買いましたが、無線タイプのラインナップもあります。
持ちやすさは微妙ですね。小さいから仕方ないですね。でも大きさを考えれば握りやすいと思います。指の位置もしっくりきます。でも長時間使ってると疲れます。もっとも、トラックボールではない普通のマウスよりは疲れないでしょうけど
少し違ったトラックボール
小さいこと、静音仕様などの他のメーカーのとはひと味違うところが面白いです。サブのマウスとして部活に持って行ったり、同部屋の人が寝ている時に使ったりと活躍しています。万人におすすめできるタイプではないですが、これにしかない特徴を欲しているならば買ってみる価値はあるのではないでしょうか。但し、ユーティリティソフトがなく、ボタン配置が変えられないなど、機能面ではライバルに劣っていることは事実です。