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final E500レビュー 2000円だからとりあえず買っとけ

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もくじ

E500着弾!

購入理由

final E500購入しました!バイノーラル音源専用イヤホンということで気になっていたのですが、ASMRを聴くわけでもないからと買わずにいました。しかし、先日のAmzonのブラックフライデーセールで安くなっていたのでつい... 全く後悔はしておりません。

final E500

ブランド:final

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開封

f:id:myounakodawari:20211206193305j:plainE3000の時とは違って質素な箱ですね。

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中身は丁寧にビニールで包装されて入っていました。内容物はイヤホン本体、イヤーピース、保証書の3つです。E3000で付属していた耳掛け用のフックと収納用の袋は入っていませんでした。分かりやすくコストカットされていますね。

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コストカットが垣間見える中でも、しっかり5サイズのイヤーピースが付属しているのは流石です。音質面での妥協はしないのでしょう。

外見

f:id:myounakodawari:20211206193330j:plain特に何も感じないシンプルな安っぽい筐体です。E3000よりも大きいですが、樹脂製で軽いので、着け心地はE500に軍配が上がります。E3000と違って、背面にメッシュのフィルターがありません。変わりにケーブルの付け根のあたりに小さな穴が開いています。この小さな穴しかないおかげで遮音性が高いのが、私的には結構気に入っています。

f:id:myounakodawari:20211206193340j:plainプラグは似たような感じですが、線の本数が違います。1本にまとめられている方がE3000です。分かりにくいですが、E500の方が線自体も太くて、表面の処理も違います。

エージング

早速試聴して音のレビューを... と言いたいところですが、finalは公式でエージングを推奨している珍しいメーカーです。エージングを知らない方のために少し解説しておきます。エージングとは、車の慣らし運転のようなもので、新品のイヤホンの場合は数十時間音源を再生する(普段通り音楽を聴くだけ)と、振動板が馴染み、また聴く人間がそのイヤホンになれることで音が良くなったように感じます。finalでは150~200時間のエージングを推奨しています。エージングに関しては賛否両論あるのですが、1年近く使ったE3000が断線して、新品になった時にある程度の効果は感じられたので、当ブログではエージングを推奨しています。その辺は覚えていれば別でまとめましょう。

というわけで、レビューはある程度聴き込んでから書きましょう。

E500final-inc.com

音質レビュー

さて、できるだけE500を使うようにして1週間ほど経ちました。そろそろ音のレビューをしていきましょう。

バイノーラル音源

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バイノーラル専用イヤホンということで、先ずはバイノーラル音源を聴いた感想からレビューしていきましょう。ちなみに、バイノーラル録音とは、ダミーヘッドやコンピュータシミュレーションによって、音が鼓膜に届くまでを再現して録音することで、そのように録音した音源をイヤホンなどで再生するとその場にいるかのような立体感のある音を聴くことができます。final E500はこのようなバイノーラル制作された音源を再生するためのイヤホンとして開発されています。

実際に以下の音源を再生してみました。E3000と聴き比べてみたのですが、雨が降っているシーンでの聴こえ方が全く違います。E3000では、窓の外で雨が降っているなぁくらいの感覚なのですが、E500だと自分がその場にいるような気がしてきます。他にもYouTubeでいろいろ聴いてみましたが、バイノーラルを再生することを目的としたイヤホンとだけあって、私の持っている他のイヤホンでは感じることのできない立体感がありました。


www.youtube.com

ASMR

ASMRを聴くために購入しようとしている方も多いでしょうから。ASMRに関しても少し話しておきましょう。しかし、私は普段聴かないので、普段からASMRを聴いている人にE500を貸してみました。その人曰く「後ろにおるような感覚がしてヤバい」とのことです。私がどれだけ言葉を綴るよりも役に立つレビューだと思います。(ちなみにその人はその場でポチってた)

解像度

さて、ここまでで述べたように、音の立体感に関しては素晴らしいイヤホンです。それでは音質はどうなのでしょうか。初めて聴いたときは期待外れでした。finalだからと少し期待しすぎましたね。解像感が安いイヤホンのそれで、非常に粗い音を鳴らしています。しかし、2000円でもfinalです。エージングに一途の望みをかけてみました。E3000がエージングで変わるイヤホンだったからです。やはりE500も同じ傾向を持つようで、10時間を超えた辺りから音が良くなったような気がしました。最初に感じた粗さは、価格を考えれば気にならないレベルになりました。

予想以上のカマボコ

f:id:myounakodawari:20211206194707j:plain平成新山型とかいう新たな単語を作りたいレベルに中音域が強調されています。やはりASMRなどの用途を考えているのでしょうか。人の声などは聴きとりやすいです。バイノーラルではない音楽を再生しても立体感があり、楽器の音とボーカルが分離していて聴き取りやすいです。finalらしく聴いていて疲れない心地いい音なので、バイノーラル以外に使うのもありですね。

クラシックが意外といい

音の良さはE3000に敵わないのですが、楽器の音が別々の場所から聴こえるような感覚があっていいですね。ヴァイオリンソナタ交響曲などをよく聞く方にもおすすめです。

まとめ

f:id:myounakodawari:20211206193251j:plainバイノーラル専用を謳うだけあって、バイノーラル録音の音源を再生した時の立体感は素晴らしいです。しかし、それだけではなく、基本的な音作りにもこだわっているんだろうなぁと思わせられるイヤホンです。2000円なのでとりあえず買いましょう!

final E500

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